2012年6月7日木曜日

合掌造り白川郷、荻町と菅沼を周る

白川郷・荻町に着いたのは11時半だった。天生峠を通ってきた、凄い峠だった。
白川郷は峠を下るとそこにあった。
今日は荻町と菅沼集落を見ただけだった。明日もう一つの集落、相倉合掌造り集落を見る。
ここの集落は、大内宿と少し違う。大内宿は集落が整然と並んで立っていた。宿場町だったから道を挟んで家並みができた。
ここは農家の家々だった、だからばらばらに家が建っている。
元は平家の落人が源氏から逃れ、百姓をして生き延びてきた所。古くから伝わる〝濁酒(どぶろく)〟造りがある。これは落人が粟・稗・栃の実等を使い造り始めたらしい。10月にどぶろく祭りがある。
もう一つ大内宿と違う所、茅葺の家の保存状態があまり良いとは言えない。個人の農家の家だから茅葺の家を手入れしていくのは大変なのかも知れない。
今日の停泊場所は、富山県砺波市庄川町〝道の駅 庄川〟
明日は相倉集落の後、郡上市を通り岐阜まで行ければいいが。

【荻町合掌造り集落】
天生峠、標高1290m。ちょっとした山の高さ。
凄い峠だった。ここを下りたら白川郷だった。

峠を下りた途中の民家の合掌造り。

この辺りは集落になっていない。

荻町合掌造り集落に着いた。ここは大きい集落なので観光バスがいっぱい。

集落に行くにはこの橋を渡って行く。
集落の中心に向かう道。

この家はいわゆる、4階建で大きな家だ。

ここも4階建。

これは何だろう。魔除けかな。


和田家。
国の重要文化財に指定されている、村で一番大きな家。
市町村制度ができた時、最初の村長さんになった。

これは和田家の納屋。

和田家の内部を見た。
ここは囲炉裏。

2階、3階に行く階段。

中2階、物置だったのかな。

2階、ワンフロア大きい。

屋根と柱。

農具なども展示していた。

床に格子がある、これは囲炉裏の上の部分。煙を通す役目。

3階、ここえは上がれなかった。
2・3階は蚕を飼っていた所。
私も小さい頃は親が農家をしていた。その頃家の中で蚕を
飼っていた覚えがある。

天井の合掌の部分。

1階、ここにも階段がある。

1階も各部屋。

仏間や奥座敷。

外には厠もあった。

さっきの中2階の部分に内戸がある。

ここまでバスを入れたくない気がするが・・・。

集落のはずれに城跡があった。

城跡横の展望台から。

さっきの和田家。

観光客は多いが、半数以上が亜細亜系外国人。

この村で一番大きな建物、明善寺庫裡。

これも合掌造り。

山門と金突堂。
明善寺の本堂。

柱にこんな彫り物。

白川八幡宮。本殿は屋根の葺き替え工事中。
ここで宮司さんの奥さんが色々話をしてくれた。
どぶろくの話もそう。

荻町から菅沼の途中にあった。

【菅沼合掌造り集落】

ここは荻町集落と違って小さい集落。


全体を見下ろせる場所を探して見たが無かった。

4階建てはたぶんこれだけ。


比較的いい感じの家。

全体を見渡せる所を探しに橋を渡ると。

なにやら変な籠に入った人形が。

これは、〝五箇山の籠渡し〟と云ってこの籠でこちら側に渡ったらしい。
だからこちら側は、昔は加賀藩流刑場所だった。

集落を見に行くのに、駐車場からエレベーター設置されている。

下に降りるとトンネル、そこを出ると集落に行けるようになっている。
ここまで必要かな・・・?。

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